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TOTOハイドロテクトの話

 



こんにちは。



今回は光触媒塗料の商品であるTOTOハイドロテクトに的を絞って書いていきたいと思います。


TOTOハイドロテクトの話と言っても、商品の紹介や塗料の性質に対しての記事ではありません。


予備知識のページに書くかどうかも迷いましたが、とりあえずこのページで自分なりの考えを書く事にしました。




では始めたいと思います。



TOTOハイドロテクトとはTOTOエクセラが販売している光触媒塗料の商品です。



光触媒塗料のシェアとしては日本で一番じゃないでしょうか。


この塗料は光触媒(酸化チタン)の特性を生かし、超親水性による低汚染・酸化還元作用による有機物分解・そして高耐候性という特徴を持った商品です。

施工単価は他の塗料と比べ高額ですが、メーカーによる10年間の保証期間と、「光触媒」の付加価値により、お客さんにとっても僕たち塗装店にとっても大変魅力のある商品です。


この塗料のもう一つの特徴といえば『認定施工店制度』です。


・認定施工店制度とは

TOTOハイドロテクトコートを取り扱うには、認定施工店になる必要があります。
認定施工店になるにはTOTOエクセラが行う講習に参加し、TOTOハイドロテクトに関する知識や施工方法などを学ぶ必要があります。

光触媒塗料という塗料は、他の塗料と比べて施工不良になる可能性が高いので、このような制度をとっているようです。
少し面倒ですが、一定の知識と施工方法を学ぶというのは逆に良い事かな。と自分は思います。

自分は光触媒の塗料に興味があったので、趣味がてら親しい塗装店の方と一緒に、大阪のTOTOエクセラに講習を受けに行ってきました。
カタログに書いていない事、カタログに書けない事、そして僕の興味がある塗料の趣味の部分が沢山聞けて、すごく楽しい大阪趣味ぶらり講習でした。


この様に、少し特徴がある塗料なんですが、最近『認定施工店制度廃止』の案内が届きました。


TOTOエクセラさんは嫌がるでしょうが、そのままの画像をUPしておきます。








という事で、新商品の発売と同時に認定施工店制度の廃止が行われるようです。

この新商品というのは、有色仕上げ(クリアー施工無し)タイプなので、光触媒の効果はSPやEXと比べるとあまりないと思います。


アクリルシリコン並の施工単価で光触媒塗料を施工出来る。
新商品の良いところと言えばそれ位ですかね。前にも似たようなので廃番になった商品がTOTOさんでありましたからね。

うーん・・・微妙ですねぇ。。

ただ、もともとあった商品はそのまま残るようなので、もとの光触媒の施工は継続して出来ますね。



そして認定施工店制度廃止と共に、10年間のメーカーの保証制度も廃止になります。

認定施工店制度&10年間のメーカー保証で付加価値を付けていた商品だと思ったんですけど。

残念ですね。



この案内が届いて、TOTOエクセラに直接問い合わせると、なぜ認定施工店制度廃止の流れになったか、なんとなく分かった様な気がします。


まず

「認定施工店制度の講習はなくなるが、塗料を扱う講習自体は塗料店に任せる。」
という事でした。
TOTOエクセラさんもまだはっきりとした流れが決まってないようなので、詳しい事は後々分かってくると思います。


しかし、塗料を扱う講習は、基本的にどの塗料もないので「誰でも扱える塗料になる」という事だろう自分は思います。

この塗料に関しては、ある程度知識を付けていないとクレームが多く出るんじゃないでしょうか。
ちょっとキケンな感じがします。

そもそも10年間の保証がなくなった商品にお客さんは魅力を感じれるんでしょうか。

・・・うーん。。

大丈夫か!?ハイドロテクト!


それと、
今までTOTOエクセラが行っていた講習を、卸業者である塗料店に任せる事で、施工不良やクレームが起きた時に責任の所在を、メーカーから塗料店に移したいように思います。

「塗料店に講習は一任しているんだから、クレームが出た時の責任もお願いしますね。」
といった具合でしょうか。


またまた・・あまり関心出来ないですね。


認定施工店制度廃止&10年間のメーカー保証廃止

このダブルパンチで、この塗料は一体どうなっていくんでしょうか。


ただの独り言でした。




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